どこのカップルもやっていることだと思うのですが。 とりあえず、新居はどうするか、結婚式・披露宴はどうするか。 そんなことを大まかに軽く話し合ってみたりして。 そしてお互いの実家に挨拶へ。 二人とも上京しているため、新幹線に乗って訪問。 うちの実家へ来る夫さんは日本酒を、夫さんの実家へ伺うわたしは5000円のお菓子詰め合わせを、それぞれお土産にしました。 デブなため着られる服がなかったわたしは、この機会にスーツを買いましたw 勤めていた会社は制服があったから、スーツは持ってなかったのです。 まぁ キチンとした格好でお土産持ってというのは常識なので、この程度の出費はなんともない。 ここから本格的に準備開始。 わたしは結婚式ができれば、ウェディングドレスが着られれば、それだけでOKという考えでした。 でも父にしてみたら、それだけでは親戚の手前もあるだろうし云々 ということで、素直にフツーの式&披露宴をやろうと思い直す。 早速 会場予約をする。 わたしは何故か 「披露宴をするならこの会場がいい!」 というのがあって、ゆえにそこのホテルにしか見学に行きませんでした。 普段はラウンジとして使われていますが、週末には披露宴会場として借りることもできるその会場は、バルコニーがついていて、東京湾が見られるのです。 レインボーブリッジが良く見え、向こうにはフジテレビ社屋やお台場の観覧車も望むことが出来るという、海という景色が好きなわたしにとってナイスな環境。 ここ以外での披露宴なんて正直考えませんでした。 そこで結婚予定の一年前に早々ホテルに出向く。 わたしは4月頃結婚したいなーと思っていたのだが。 うちの父がどーしても大安にしろといってきかない。 そしてわたし達は土曜日希望。 一年前だというのに、やはり大安の週末から埋まっているホテル側スケジュール。 結局2005年5月21日に決行決定。 何となくだけど4月にしたかったんですが。一ヶ月も遅れることに。 まーしゃーないわ ってことでその日を押さえました。 大安だし土曜日の昼間だし連休でもないし暑くも寒くもない季節だし、ナイス選択自分。 と思っておく。 婚約指輪はどうせ着けないのでイラネ。 ということで結婚指輪だけ買いました。 ブランド品中心に銀座を見て回る。 (アフターケアということも考えたらブランドの方が安心なのかも と思って) 結局、某ブランドの・・・1個17万×2人・・・。 ああっ節約のしどころじゃないかぁ! なのにこんな高いの買っちゃって! まぁわたしがお金出したんだけど・・・。 新居。 賃貸で家賃を払うより、いっそマンションでも買ってしまったほうが良いのでは? ということで買っちゃいました。 わたしが住んでいた社宅から徒歩20分くらい・・・。 同じ最寄り駅で、改札を出てから反対方面なだけです。 マンションは、同じ間取りでも一階が一番安かったので一階を。 狭いけど庭もあるし。 まあ庭にも使用料ってのが掛かるんだけどね。毎月の管理費や修繕積立金と一緒に払い込みます。 そして35年ローン。長い・・・。 結納はしなくて構わないので、両家の顔合わせ食事会をすることに。 双方の親に上京してもらい、会場のホテル内の高級フランス料理店にて食事。 個室も予約したよ。 その後、披露宴会場になるラウンジでお茶。 これならホテルや披露宴会場の雰囲気も分かるだろうってことで。 その後 ここにチャペルがあってー とか両親(うちは父だけだが)に説明しながらウロウロしてたら、ホテルスタッフの人がチャペルの中を見せてくれたりして、更に雰囲気を伝えることができた。 ドレス選びはなかなか難しかったです。 わたしがモデルのようなスラリと細く背が高い体型であったなら、どんなデザインでも着こなせるでしょう。 ところが実際は正反対。 チビでデブというおよそドレスを着るには不都合すぎる体。 そんな中、最終的には2つのデザインに絞りましたが、より気に入ったものは二の腕の肉が・・・。 というわけで泣く泣く諦め、もう一つのデザインに決定。 夫さんの衣装は黒のロングタキシード。 つか個人的に白いタキシードはありえない! 絶対変だってあの衣装。 着てる奴よくいるけど、ハッキリ言ってバカみたい。 お願いだから皆さんは間違っても白いタキシードは着ないでください。 せめてグレーのフロックコートで。 いやまぁ他人様が何着ようが関係ないですけど・・・。 パニエがどうこうとか、夫さんの衣装に具体的に口出しをしていたら、衣装屋さんに 「アパレル関係の方ですか?」 って訊かれた・・・。 そうか、普通の人はパニエなんて知らんのか・・・。 メイクやヘアはよく分からないので、美容師さん達にオマカセしました。 変じゃなければいいやってことで。 お色直しは無し。 ウェディングドレスなんて一生のうちに何度も着る機会はないから、それを着て過ごしたい。 というのが表向きの理由。 真実は、もう一着ドレスを選ぶのはメンドクサイ(ウェディングドレスですらあんなに悩んだのに)とか借りると余計にお金かかるとかそういうことです。 父はどうしてもやってくれと言ったのですが、わたしが嫌なのでやりませんでした。 その代わりヘアチェンジは入れたよ。髪だけお色直し。 ペーパーアイテム類。 最近は東急ハンズやロフトや大きな文房具屋さんでも手作りキットが売ってます。 紙を買って、フォームをダウンロードして、自分でPCで打ち込んで印刷する というものですね。 しかしわたしは「手作り婚なの。キャッ☆」なんつードリーム満載花嫁ではないし、面倒くさがりだし、てことでホテルに全面依頼。 だってその方が間違いもないし、印刷も綺麗だし。 そんなところで金をケチるつもりは全くないし。 費用については、全体的にそんなに節約しませんでした。 いや、そりゃ何にでもパーッと使ったりはしませんけど、特に「節約しなきゃ」という意識はなかったなあ。 必要かなあと思う程度までなら糸目はつけなかった程度で。十分かw 夫さんもわたしも、いくらかは貯金がありましたから。 特に親に援助してもらうこともなかったし。 うちの父はお金くれた。そんなにいらんちゅーの。自分の生活に使えちゅーの。有難いけどさ。 しかしそのお金を使うまでもなく賄えたのさ。 お金はあっても困らないから素直に貰っておくけどw 招待状の宛名書きはホテル側に筆耕を頼むと一通200円。 親戚しか呼ばない小ぢんまりしたものなので、招待状の数はそんなに多くなく20通もない。 だから筆耕を頼んでも大した金額ではないのだけど、うちの父が書こうか?と申し出てくれた。 折角なのでお願いすることに。 招待状の切手は50円×2枚を貼る (定型内90円料金なので)。 しかし ただ慶事用切手を貼ってもつまらない(?)ので、一枚は普通の慶事用50円だけど、もう一枚は花嫁切手を。 これは新潟県のふるさと切手として平成9年に発行されたもので、新潟県出身の画家・蕗谷虹児の 「花嫁」 という絵が描かれているもの。 ※蕗谷虹児 『花嫁人形』を作詞した画家(♪金襴緞子の帯しめながら 花嫁御寮は何故泣くのだろう って歌ね) この絵が大変美しく、わたしが新潟県出身というのもあり、是非使いたい!というわけでヤフオクで落としましたw 何しろ古いものなので、普通に郵便局に行っても売ってないんですの。 (手に入れたい という人は、ネットオークション もしくは新潟県の新発田郵便局に問い合わせると在庫状況により売ってもらえるらしいですよ) 招待状に使った後、余った切手は返信はがき用に使いました。 引き出物&引き菓子。 引き出物は問答無用でカタログ。 やってくる招待客のほぼ全員が新幹線利用という長距離客なので、お皿だの何だの、重い物持って体力勝負なことはさせたくないのです。 そして見栄っ張りなわたしは、ただでさえカタログは微妙に安っぽく思われる+いい歳なのに安っぽいものは出せない ということで、8,000円のカタログ・・・。 でも、これも特に「高っ!」とかは思いませんでした。 わたしにとっては披露宴で3,000円とかのカタログ出すほうがよっぽど恥ずかしいんです。 内祝いとか香典返しじゃねえんだからさぁ・・・。 そしてネームバリューというものも考えてデパートもののカタログを。 親戚しか呼ばないということで、皆 若くても50代。やはり「百貨店もの」の方が安心感があるかと。 引き菓子はバームクーヘンにしたかったのです。クラブハリエの。 しかし、うちの母の実家はパン屋さん。今も母の兄姉が店をやっています。 昔 行ったとき、片隅にバームクーヘン製造機がありました・・・。 となれば、洋焼き菓子を出すのは侮辱になるのでは? ということで和菓子を選択。 たねやのふくみ天平というものを。 (ちなみにクラブハリエもたねやも同じグループなので、クリックすると同じサイトに行き着きますw) 餡と最中の皮部分が別になっていて食べるときに自分で合わせるという面白さ。 そして賞味期限も15日と十分あるし。実際印刷されてる賞味期限は3週間あるので尚おっけー。 式前日には初のネイル屋さん。 まず足の裏の角質を落としてもらう。 しかし、ここで担当してくれたネイリストさん、張り切りすぎて、右足の土踏まず部分をこすりすぎて血が出る。 そのあとオイルマッサージ。同時にツボ押し。結構痛いー。 そしてペディキュアを塗り塗り。色は白。 ネイルアートも注文。立体的にプクッとした花とストーンをつけてもらう。 次に手。足同様オイルでマッサージ。 そして色。ピンクにしました。 わたしは夏になると、たまにペディキュアを塗るのですが、手のマニキュアはいつも透明なものばかりなのです。 色をつけるのがめんどくさいというのもありますが。ベースコート+色+色+トップコート と、4回も塗っては乾かし塗っては乾かしだからねぇ。 だから指先に色がついていると、慣れなくて落ち着かない・・・。 心付けも準備して、いざ当日を待つ。 当日へ |
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